[H14.4.1号] 夢ある事業を展開し効率的で、
        開かれた行政を推進



 3月4日から22日まで開かれていた平成14年第1回市議会定
例会で、新年度の予算が可決されました。
 初日3月4日の本会議では、小川市長が新年度予算編成の基本方
針について述べました。
 予算特集では、その主な内容と新年度予算の概要、主要事業など
について紹介します。


予算編成にあたって    大垣市長 小川 敏


予算編成方針を述べる小川市長

 本市の財政環境は、長引く景気低迷に伴う企業収益の悪化や不安
定な雇用情勢など、景気が回復基調になく、先行きが懸念されてお
ります。
 また、義務的経費である公債費は、依然として高い水準にあり、
財政が硬直化している厳しい状況が続いております。
 歳入面におきましては、市民税は、個人、法人ともに前年度予算
を確保することが困難と見込まれ、また、固定資産税は、土地の評
価額の下落が顕著であり、償却資産も企業の設備投資が見込まれな
いことなどから、歳入の根幹をなす市税は、前年度予算をやや下回
る厳しい予測を立てております。
 このため、国県支出金の財源確保と財政調整基金及び減債基金等
を活用し、年度間の財源負担の均衡化を図るとともに、市債発行を
抑制し、財政の健全化、財政基盤の強化に向けて、引き続き努力し
てまいります。
 歳出面では、地域経済の活性化を図るため、既存産業の振興並び
に新規産業の支援育成、安心して子育てや老後を暮らせる生涯環境
の整備、安全で快適な循環型社会の実現、個性豊かで創造性と人間
性あふれる将来の人づくり等々、第四次総合計画の諸事業の円滑な
推進を図るとともに、事務事業の整理合理化をはじめ、経常経費の
節減に努め、限られた財源の重点的かつ効率的な配分による予算を
編成いたしました。

重点施策@ 「夢ある事業」の展開
 限られた財源の中で、創意と工夫によって、大垣のまちに活力を
取り戻す「夢ある事業」を積極的に展開してまいりたいと存じます。
この実現への第一歩として、14年度予算では、重要政策課題であ
る「都市活性化」、「少子高齢化」、「快適環境」、「IT戦略」、
「生涯学習」の5分野において、「市民が誇りうる大垣創出事業特
別枠」を設け、市民の皆様に、夢と希望そして郷土愛が育まれる未
来を示してまいりたいと存じます。

重点施策A 「効率的な行政」の推進
 電子市役所の推進などによる行政サービスの向上を図ると同時に、
第三次行政改革大綱に基づき、行財政改革を進め、簡素で効率的な
行政を推進してまいりたいと存じます。
 地方分権が進み、都市経営に対し、自らの決定と責任の度合いが
増してきております。また、「均衡ある発展」から「個性ある地域
の発展」、「知恵と工夫の競争による活性化」への転換が求められ
ております。このような状況の中で、高度化、多様化する住民ニー
ズに対応しながら、行政コストを削減するため、事務事業の見直し、
民間委託の推進、組織・機構のスリム化などを積極的に進めていか
なければならないと考えております。

重点施策B 「開かれた行政」の推進
 市民が真に主体となる社会の構築を目指し、転換を図っていく必
要があります。
 とりわけ、14年度は、市内21か所で、「地域ふれあいトーク」
を開催し、まちづくり、福祉と教育、くらしと環境をテーマに、市
政に関する市民の声を、直接、膝を交えてお聴きし、今後の市政に
反映させていくつもりでございます。
 市民と行政のパートナーシップによるまちづくりを進める協働型
の開かれた行政を実現してまいりたいと存じます。


 BACK