H17.8.15


市長のかがやきメール


大垣城郭整備ドリーム構想      大垣市長 小川 敏

 戦災で焼失した大垣城は、市民の寄付により昭和34年に再建されました。以来50年近くが経過。瓦は老朽化し、石垣にもひび割れが見られるところがあり、現在それらの調査を行っています。来年度からは改修を行っていく予定です。
 戦後戦災復興の中でひたすら近代化路線を歩んできた大垣のまち。内堀を埋め、道路を広げ、車社会に対応したまちづくりを進めてきました。その結果、中心市街地は今、必ずしも魅力的なまちになっているとは言えません。現在、中山道赤坂宿や美濃路大垣宿のまちなみ整備について協議しています。同様に大垣城郭も重要なすばらしいところは復元整備しようというのが「大垣城郭整備ドリーム構想」です。
 この構想の対象となる大垣城郭の範囲は約30ヘクタールで、3つの事業に分けて行いたいと思います。1つは「大垣城再整備事業」で、本丸の改修、鉄門(くろがねもん)と内堀の復元、下屋敷(お鳥屋敷)の跡地整備、外堀沿いの石垣と櫓(やぐら)の整備を行います。次に「歴史回廊整備事業」で、大垣城を中心に回遊できる「歴史の小路」の整備や日本庭園の整備などにより、中心市街地を歩いて楽しめるようにします。最後は「ふるさと再発見事業」で、大垣藩校(藩の学校)風の建物の復元や先賢館(博士のまち大垣記念館)の整備などを行い、本市の歴史や文化を学び、ふるさとへの誇りと愛着を深めることができる環境を整えます。
 これらはいずれも案です。今後は、有識者や市民委員による検討委員会を立ち上げてこの構想の具体化を進め、できるところから実施していきたいと考えています。

大垣城写真


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