H18.2.15


市長のかがやきメール


「食育」の大切さを考える 大垣市長 小川 敏

 人づくりには、健康な体を育てる「体育」、人の道を教える「徳育」、知識や知恵を育てる「知育」が大切です。昨今、それらと並んで大切になってきたのが、「食」に関する知識や選択する力を学び、健全な食生活を送るための「食育」です。昨年7月に施行された食育基本法でも、子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくために「食」は重要であり、教育の基礎となるべきものと位置付けられています。
 厚生労働省の国民栄養調査によりますと、子どもたちだけで朝食を取る、いわゆる「孤食」の率は、31%にもなります。朝食を食べずに通学する子や、高カロリーの加工食品を取り過ぎるなどの影響で、肥満の子も増加しています。さらに、わが国の食料自給率は約40%足らずで、先進国のなかでも低い水準です。そのため、BSE、鳥インフルエンザ、残留農薬など、世界各国で起きた問題に対して影響を受けやすく、食に対する危険性が高いということになります。
 こういった環境のなか、食生活改善協議会の皆さんには、各地域で健康な食生活のための普及啓発運動を進めていただいておりますが、今後はさらに、妊産婦などを対象に乳幼児のための栄養指導や、小中学校における米飯給食・地産地消の推進を図っていきます。
 この春、大垣市は合併します。新市においては、大垣のハツシモ、上石津のワサビ、ジネンジョ、シイタケ、墨俣のシメジなど、地域の特性を活かした生産者の顔の見える料理づくりを進めていきたいと思います。
 忍耐力の欠如や物忘れは、カルシウムの不足と糖分の取りすぎも原因のひとつと言われています。バランスの取れた食生活で、健全な身体と豊かな人間性を育んでいただきたいと思います。


もどる