ホーム > 広報おおがき > 広報おおがき 平成20年3月15日号

H20.3.15


市長のかがやきメール


生きた森林づくり 大垣市長 小川 敏

 財団法人田口福寿会と大垣市、岐阜県は2月25日、「大垣市上石津町多良峡における生きた森林づくり協定」を締結しました。
 森林づくりの対象となるのは、多良峡森林公園の市有林18ヘクタール。市が間伐し、地域住民で作る「多良峡に一万本のもみじを増やそう会(仮称)」と西濃運輸の社員の皆さんが、モミジ4000本とサクラ1000本を植樹します。モミジは地域の皆さんが種子から育てた苗木を使い、田口福寿会からは活動費として7年間で1500万円の資金を提供していただけることになっています。
 協定は、県が進める「企業との協働による森林づくりの推進」の取り組みとして行われ、県内の企業団体との締結は今回が初めてです。同会の田口義嘉壽会長は、「物流業界として、これまでハイブリッドカーの導入やエコドライブに取り組んできたが、二酸化炭素を吸収する森林づくりはさらに有効。県内の企業に関心を持っていただくきっかけになれば」と述べておられます。京都議定書では、日本の温室効果ガスの排出量削減目標を6%と定めていますが、逆に6.4%増えています。今後は合計12.4%の削減に向けて努力していかなければなりません。今回の締結が、目標達成の一助になればと思います。
 多良峡は、揖斐関ヶ原養老国定公園に位置する大垣市を代表する景勝地です。市民の憩いの場として親しまれ、愛知県や三重県からも多くの人が訪れます。住民や観光客に対する環境美化への理解を深めるためにも適正な整備で森林の魅力を最大限に引き出し、この自然豊かな景勝地を後世に引き継いでいくことが必要です。本市は2年前の合併により、面積の53%が森林となりました。今後さらに、山地災害の防止や水源のかん養、二酸化炭素の吸収など、森林の持つ公益的機能の保持に努めていきたいと思います。


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