ホーム > 広報おおがき > 広報おおがき 平成20年9月15日号

H20.9.15


市長のかがやきメール


大垣市文化財の指定 大垣市長 小川 敏

 市は昨年、新たに文化財を2件指定しました。1件は、重要無形文化財の「大垣祭の祭やま行事」で、大垣まつりのやまの巡行とカラクリ、舞踊、お囃子などの民俗芸能が対象となったものです。
 やまの起源は、慶安元(1648)年に大垣城下町の総氏神であった八幡宮が初代大垣藩主戸田氏鉄によって再建された際に、町人町10町がやまを作って曳き出したのが始まりと伝えられています。その後、3代藩主氏西から3両を賜り13両になりましたが、焼失や再建などで、現在は11両が大垣まつりで巡行されています。約8.8キロメートルの距離を11両がそろって巡行することは大垣まつりの大きな特徴で、江戸時代から現代まで続く祭やま行事は、当時の人々の生活を知るうえで、非常に価値の高い民俗文化財です。
 今年10月11日に、市制90周年を記念して開催する「大垣市民の集い」では、この祭やまが駅通りに勢ぞろいします。5月の大垣まつり以外で、すべてのやまがそろうのは平成12年に行われた「関ヶ原合戦400年祭」以来8年ぶりのことです。ご期待ください。
 2件目は、天然記念物の「金生山のヒメボタル」です。ゲンジボタルなどが幼虫期に水中で成育するのに対し、ヒメボタルは一生陸で生息するホタルです。体長は5ミリから7ミリほどで、光はフラッシュのように点滅します。金生山は国内屈指の陸貝の生息地で、ヒメボタルはその陸貝を捕食し、かつてはふもとでも見られましたが、現在は山頂の明星輪寺境内など生息地が限られてきました。金生山のヒメボタルは、豊かな自然環境と密接に結びつきながら生息する貴重な生物です。
 現在、市の指定文化財は162件、国と県の指定を含めると、208件になりました。市はこれらを、将来にわたり大切に保存していきます。


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