ホーム > 広報おおがき > 広報おおがき 平成20年10月15日号

H20.10.15


市長のかがやきメール

市の魚「ハリヨ」の制定 大垣市長 小川 敏

 9月定例市議会で、市の魚に「ハリヨ」を定めることに議決をいただき、10月11日に開催した市制90周年記念式典でこれを発表しました。制定にあたっては、水環境を守るシンボルとして広く市民の皆さんから募集し、応募総数2575通のうち「ハリヨ」が1937通を占めました。投票していただいた方は「きれいな水に生息する」「親しみやすい」などをその理由として挙げられています。
 ハリヨはトゲウオ科の小魚で、環境省からは絶滅危惧1A類に、岐阜県からは指定希少野生生物に指定されています。体には背びれの前に3本、腹びれに1対、尻びれに1本のとげがあり、体側には4〜8枚の鱗板があります。体長は5〜7センチメートルほどで、繁殖期の雄は婚姻色が生じ全体が青っぽくなり、のどから腹部にかけて朱色に染まります。西濃地方では「ハリンコ」と呼ばれ親しまれています。
 生息場所としては、わき水や自噴水などを水源とする流れの緩やかな水路などで、年間を通して水温が15度C前後で、水草の生い茂った清澄な水を好みます。かつて生息地は広く分布していましたが、わき水や自噴水の枯渇、河川の汚れなどで急激に生息地を減らし、現在は岐阜県西南濃地方と滋賀県北東部にのみ生息しています。
 市内では、各地の皆さんが続けてこられた保護活動のおかげで生息地は増えつつあり、西之川町と曽根町のハリヨは、それぞれ県と市の天然記念物に指定されています。
 今後はさらに、良質で豊富な地下水の有効利用と河川の水質保全の推進を図っていきます。

ハリヨの写真
市の魚に決まった「ハリヨ」


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