ホーム > 広報おおがき > 広報おおがき 平成21年4月1日号

H21.4.1


平成21年度予算特集(1)
予算編成基本方針

雇用・景気対策と五次総重要施策の推進
「積極前進予算」

予算総額1,409億5,700万円
・一般会計 564億円
・特別会計 524億4,200万円
・企業会計 321億1,500万円

小川市長の写真
予算編成方針を述べる小川市長

 3月2日から19日まで開かれた第1回市議会定例会で、新年度予算が可決されました。
 初日の本会議では、小川敏市長が市政運営や新年度予算編成の基本方針について述べました。ここでは、その要旨を抜粋して紹介します。

 我が国の経済は、アメリカの金融危機に端を発し、景気が急激に後退しており、地域経済全体に深刻な影響を与えております。
 本市におきましても、市税の大幅な減収が見込まれており、大変厳しい財政状況にございます。
 しかし、私は、こうした厳しい経済情勢の時にこそ、行政がしっかりと対応していかなければならないと考えております。そのため、まずは雇用・景気対策、そして地域の活性化など、魅力あるまちづくりに向け、全力を挙げて市政運営に取り組む覚悟でございます。
 とりわけ、中心市街地の活性化には全力を傾注し、その拠点の一つ、奥の細道むすびの地周辺の整備につきましては、早期に具体化を図り、平成23年度の完成を目指してまいります。
 また、市民の憩いと潤いの場であります「四季の里」をさらに充実させるなど、市民の皆さんに四季の彩りを楽しんでいただける「花と緑のガーデンシティ大垣づくり」を進めてまいります。
 一方、将来の本市の発展を担う「人づくり」も大変重要でございます。保育園保育料の一層の軽減を図るほか、子育てサロンを各地区に開設するなど、子育て支援の充実に努めるとともに、子育て支援施策を総合的に推進するため、子育て支援部を創設し、子どもたちが健やかに育ち、楽しく安心して子育てができる「子育て日本一のまちづくり」を積極的に進めてまいります。
 また、市民の皆さんの生命と財産を守る「安全・安心のまちづくり」は、最優先課題の一つとして、治水・治山対策をはじめ、小中学校校舎の耐震化などの防災対策、犯罪件数の減少を目指した防犯対策の充実に努めるとともに、ごみの減量化と循環型社会づくりにも積極的に取り組んでまいります。
 さらに、市民の皆さんの知識や経験などをまちづくりに生かしていく「かがやきライフタウン大垣」づくりをはじめ、地域における市民活動の拠点である地区センターの充実など、市民協働のまちづくりを進めてまいります。
 私は、今後もますます高度で多様化する行政需要に対応していくため、「市民の目線・視点」に立ち、「小さな市役所、大きなサービス」をモットーとして、創意工夫による行財政改革に取り組み、第五次総合計画の将来都市像「水と緑の文化・産業・情報・交流都市」の実現に向け、市民の皆さんとともに着実に歩みを進めてまいりたいと存じます。
 それでは、平成21年度の予算編成の基本的な考え方について申し上げたいと存じます。
 歳入につきましては、大幅な法人市民税の減少などにより、根幹をなします市税で6.8%の減となることから、臨時財政対策債などの大幅な増額により財源を確保し、一般財源の総額では0.5%の減にとどめております。
 一方、歳出につきましては、公債費が前年度を下回るものの、依然として高水準であります。
 こうした極めて厳しい財政状況のなか、徹底した経費の見直しによる歳出抑制を図る一方、雇用・景気対策を最優先に取り組むとともに、「大垣市第五次総合計画」の将来都市像の実現に向け、「都市再生・活性化」、「安全・安心」、「環境創造」、「子育て日本一」、「かがやきライフ」の5つの重点プロジェクトに可能な限り予算を振り向け、対前年度比3.2%増の「積極前進予算」といたしました。
 それでは、主な事業の概要について申し上げます。
 雇用対策といたしましては、不法投棄物の巡回パトロールや林道・作業道の通行障害物除去などに、国の緊急雇用創出事業を活用するほか、ハローワーク大垣と連携して「大垣外国人労働サービスコーナー」を引き続き市役所内に設置してまいります。
 景気対策といたしましては、老朽化した道路、水路の補修を集中実施し、公共事業の拡大などを図ってまいります。
 そのほか、離職者などの住居の安定確保を図るため、引き続き市営住宅を提供してまいります。
 次に、5つの重点プロジェクトの概要について申し上げます。
 1つ目の「都市再生・活性化」プロジェクトでは、「奥の細道むすびの地周辺整備構想」の具体的な事業内容などを示す基本計画を策定してまいります。
 また、大垣駅北口広場の整備に合わせて建設いたします大垣駅北自転車駐車場の実施設計及び用地取得を行い、自転車利用者に安心で快適な駐車場環境を確保するとともに、大垣駅周辺の良好な都市環境の形成を図ってまいります。

大垣外国人労働サービスコーナーの写真
大垣外国人労働サービスコーナー

 2つ目の「安全・安心のまち」プロジェクトでは、耐震化計画を加速させ、小学校6校の耐震補強工事と、小学校5校の耐震補強設計を実施してまいります。
 さらに、国の防災拠点整備計画に基づき、馬の瀬町地内で整備が進められております河川防災ステーション内に、災害発生時の緊急復旧活動の基地として、防災センターを建設してまいります。
 3つ目の「環境創造」プロジェクトでは、エネルギーの地産地消を目指し、家庭の太陽光発電によって作られたグリーン電力の環境価値を証書化し、取引きする仕組みを構築するため、電力量測定メーターの設置に対して助成をしてまいります。
 さらに、大垣公園の芝生広場を拡張するなど大規模改修に着手するほか、新たな「四季の里」として、浄化センター敷地内に「木蓮の里」を整備してまいります。
 4つ目の「子育て日本一のまち」プロジェクトでは、保育園保育料につきましては、現在、平成22年度までに国の徴収基準額に対する軽減率が平均25%程度になるよう段階的に軽減しているところでございますが、1年前倒しをして、平成21年度に達成し、子育て家庭の経済的負担のさらなる軽減に努めてまいります。
 子育て環境の充実では、子育て情報の提供をはじめ、子育て相談や人材育成を図る「子育て総合支援センター事業」を実施してまいります。
 5つ目の「かがやきライフ」プロジェクトでは、各種団体などで構成する「かがやきライフタウン大垣推進協議会」を設立するほか、地域活動や社会参加のきっかけの場を提供するため、「かがやきライフタウン大垣2009」を開催し、構想の普及・啓発を図ってまいります。
 以上、景気の先行きが不透明で、極めて厳しい財政状況ではございますが、雇用・景気対策をはじめ、重点プロジェクトに優先的に取り組み、元気なまちづくりを進めてまいりたいと存じます。

耐震補強工事の写真
小・中学校で進められている耐震補強工事



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